2023年6月5日月曜日

Mac Cube にMac mini M1を移植してみました

 Appleが2000年に発売したMac Cubeが大好きな私です。


今までにも、Mac CubeにMac mini本体を入れたり、Mac CubeにPCのマザーボードを入れたりした事がありました。

今回は、メインマシンとして、Mac CubeにMac mini M1を移植しました。

12Vから5Vを変換して、Cubeのタッチ式電源ボタンも使えるようにしました。

電源LEDは、白とオレンジの2色LEDを用意できなかったので、M1の電源LEDをそのまま流用です。

後日、3mmの白とオレンジのLEDを張り合わせて付け替えようと思います。

DVDドライブは、USB-C接続の外付け用の中身だけを入れました。

USB-Cケーブルが外に出るのがカッコ悪いですが、M1ボードに接続するコネクタが用意されていないので妥協しました。

Cubeの中身を全て取り除いて、M1ボードと冷却ファンをネジ2本だけで取り付けます。

リアパネルの穴あけが一番大変でしたが、黒のアクリル板を被せたら、クールな出来上がりになった気がします。


3本のアンテナは、横と底辺(写真だと上)に両面テープやネジで固定しています。

M1の電源ボードは、DVDドライブの後ろに斜めにネジ止めしています。

見た目はCubeのままですが、M1の性能が発揮された高速なMacになりました。



2023年4月26日水曜日

I/Vオペアンプ基板4の制作

 AK4499EX DAC基板専用のI/Vオペアンプ基板4を制作しました。

データシート通りの回路で、I/Vオペアンプ基板3の4入力が2入力に変わっただけです。


この基板はアナログ回路なので、表面のベタアースは止めました。

視聴に使ったオペアンプが高性能品ではなかったのか、音は普通でした。

I/Vトランスの音の方が迫力があって好みです。

2023年4月21日金曜日

AK4499EX DAC基板完成

 基板が届いたので、サクッと制作しました。

1年振りでしたが、3時間半かけて無事に完成しました。


2200uFのコンデンサが4本そびえ立つ堂々とした基板です。

マイコンのプログラムも頑張って完成しました。

さて、気になる音ですが、DACのデジタルとアナログを分離したICになっているせいか、ノイズの全く無い高域が特にキレイです。

AK4499EQを超えていますね。

2023年4月13日木曜日

マルチアンプの構築

 メインシステムの再構築中ですが、プリアンプは、オールドマークレビンソンのML-7を選びました。

ペアとなるパワーアンプは、私自身初となるマルチアンプを構築しました。



チャンネルデバイダーは、Urei model 525です。
ロー、ミドル、ハイの3ウェイに設定しました。
クロス周波数の設定とレベル調整が簡単に出来てとても扱いやすい装置ですね。


ロー、ミドル、ハイのパワーアンプには、JBL 6230を3台用意しました。
スピーカーが高効率なので、100W出力で十分だと思います。


すべての機器が115V電源なので、変換トランスを裏側に置いてあります。




2023年4月5日水曜日

AK4499EX DACの基板設計中

 AK4191EQ+AK4499EXEQをデュアルにしたDAC基板を設計しています。

基板頒布を引退して2年以上経っており、基板設計も1年ぶりとなります。

データシートを読んでいると、AK4191EQは非同期入力が可能なので、マスタークロックをクロック発振器か外部クロックを選べる回路にします(この思案だけで4日間もかかった)。

で、回路はこんな感じになります。


AK4499EQを半分に切って、デジタル部とアナログ部に分けた事が良くわかりますね。

この回路図から基板を描いて行きます。

前に作ったAK4499DM DACをベースにしているので、同じ基板サイズです。


電解コンデンサの数が半端ないです。

さて、基板を発注して出来上がりを待つとしましょう。

2023年3月23日木曜日

AK4499EXEQをゲット

久しぶりの投稿になります。

 AK4499EQの後継DACであるAK4499EXEQが販売されたのでゲットしました。


このDACチップは、AK4499EQのアナログ部分だけを継承しており、デジタル部分を担当するAK4191EQを組み合わせて使う必要があります。

私が作ったAK4499DM DAC基板をベースに設計してみたいと考えています。

どんな音が聴けるのか今から楽しみです。

2022年4月25日月曜日

トランスI/V基板の制作

 DAC基板を作り始めた頃から愛用しているルンダーるのLL1538というトランスがあります。

これをDAC出力に繋いで、トランスI/Vとして使ってきました。

LL1538は本来はマイク出力のバランスアンバランス変換用のトランスですが、DACのI/V変換に使うと、美音が出力出来ます。

さて、今回は、LL1538の上位バージョンのLL1538XLを購入してみました。

LL1538は割と直ぐに入手出来たと思いますが、LL1538XLは注文して2ヶ月ほどかかりました。

LL1538の時は、汎用基板を使って手配線しましたが、専用基板を製作した方が手っ取り早いと思って、サクッと制作してみました。

入出力コネクタとLL1538またはLL1538XLを繋いだだけの簡単なトランスI/V基板です。

これなら、はんだ付けも数分で完了です。

LL1538とLL1538XLの比較試聴をしてみました。

結果としては、XLの方が好みです。10対9ぐらいの差でしょうか。

大好きな低音が下に伸びて、高域も良く出ています。

今まで聞こえにくかった小さな楽器の音も聴き取れて、DACを替えて解像度が上がったかと勘違いしそうです。

音楽もゆっくり目に流れて聴こえたので、これを主力メンバーとして組み込みます。